shv日記

気が向いた時に綴るブログ

AKB48選抜総選挙レビュー

昨日、外で飲んでいたらやっぱりAKB総選挙の話題にもなりましたね。

一番多かったのは指原一位が嫌だ、ウザいなんて声でしたがw

 

携帯で速報を見始めた時点で宮澤佐江が10位と発表されていました。なのでそれより下の順位は今日になって知りましたが、結構カオスですね。

 

日経新聞で指原一位って予想があったけれど、当たらねーだろと思ってました。が、見事的中でした。日経さんすんませんでした。

 

今回の総選挙でのポイント

今年の総選挙では昨年と大きく違う点が以下のようにあります。

 

・立候補制

昨年までと違い、今年はメンバー個々の立候補制になりました。更に卒業したOGも立候補可能となりました。前田敦子は立候補しませんでしたが、浦野一美、野呂佳代、大堀恵など、名の知れたOGが立候補してきました。そんな中、スキャンダルで脱退せざるを得なかった平嶋夏海が立候補したのは大きな出来事でした。

逆に立候補制をきっかけに出馬せずに卒業を決めるメンバーも何人も出ました。秋元才加の卒業は一番大きかったように感じますね。

 

・劇場盤にも投票券が付く

今までは、CDについては店頭で売る通常盤のみについていましが、今回からは劇場盤に付くようになりました。

劇場盤はキャラアニ.comという通販限定で売られているバージョンで、個別握手会の握手券が付いてきます。予約段階で握手の日時とメンバーを選べるので、AKBのCD売り上げの中でもかなりの割合を占めています。

そんな数百枚でも予約可能な劇場盤に投票券が付いたわけですから、気軽に投票できる数が増えるわけです。

 

64位同士で比べてみても前回の第4回で小森美果(18)が5398票だったのに対し、今回は1万1602票。総投票数では前回の138万4122票を約126万票も上回る264万6847票を記録。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130609-00000090-spnannex-ent

 

というわけで、投票数はこれだけの激増ぶりとなりました。これではファンの数を現状維持してるだけでは順位は伸びませんね。

予想と結果

さて、総選挙の前にぼんやりと選抜枠の16位まで考えてました。予想していたのが以下の順位です。

  1. 大島優子
  2. 渡辺麻友
  3. 指原莉乃
  4. 篠田麻里子
  5. 柏木由紀
  6. 高橋みなみ
  7. 板野友美
  8. 小嶋陽菜
  9. 松井玲奈
  10. 松井珠理奈
  11. 宮澤佐江
  12. 島崎遥香
  13. 渡辺美優紀
  14. 山本彩
  15. 横山由依
  16. 北原里英

結局順位を当てられたのは12位だけという大外れでしたね。うんw

 

ちなみに12位にしたのは、ぱるるは躍進するけど、新興勢力なので熱心なファンが上位メンバーより少なそうだからこの辺りが限界かなという予想からでした。

 

個人的に予想より順位が上だったのは

須田亜香里・・・選抜入りは予想以上でした。だーすーは熱心なファンが多い印象なので大きく崩れることは無いとは思ってましたが、ここまでとは。

柴田阿弥・・・正直、中間投票は上位でも最後は30位くらいになるかと思ってました。これも日経予想が結構当ってましたね。

藤江れいな・・・32位は結構上がったなと思いました。2年連続40位だから今年もそれくらいか下がるかなとぼんやり思ってたので。良いファンをつかんでいるんでしょうね。

 

反対に下位だったのは

北原里英・・・上記のように16位と予想してました。ギリギリ選抜に入るか入らないかくらいだろうなと思っていたら予想以上に下の順位だった・・・指原がトップになったのに対してこの順位とは・・・(彼女は指原と同期で、エース格の二人としてよく並列で比較されたりしていました。仲も良いですし。)SKE兼任とかテレビ出演があんまりプラスに作用していない感じですね。

倉持明日香・・・もちくらさんが一番えっ?と思いました。例年通り20位台前半だと踏んでいたんだけれど・・・ソロデビューもしたし安定してる印象もあったし。自分が推してる立場だったら絶対に意気消沈してますねこりゃ。

岩佐美咲・・・去年は演歌デビューなど追い風がありましたが・・・票数も激増の中上積みがそこまでなかったんでしょうか。まだまだ年齢的にも巻き返すチャンスはありますがね。

 

指原トップの理由

そこいらの人たちが集まる飲み会でもアンチ的声が大きかったくらいですから、反発する声も大きい彼女ですが、何故頂点をとれたかですよね。それを考えてみます。

  • HKT票

HKTは今回指原以外にも5人ランクインしました。同じく移籍した多田愛佳を差し引いても躍進してますね。

今HKTは番組が始まったりCDデビューしたりと上げ潮状態ですが、そうなると指原の重要性がかなりクローズアップされてきます。

 

http://hotentry.hatenablog.jp/entry/2013/06/09/005254

このサイトの分析が合ってるんだろうなと思います。指原は喋りが立ちますからね。早い話が遠藤や本田がいるだけでサッカーの試合でのパスのまわり方が全然違う状態のようなもんです。そうなるとグループへの貢献度からHKTのファンからの票が期待できます。

 

  • 熱心なファン票

それに加えて元々AKBの頃から熱心なファンが大勢います。指原のみならず、よくなんであんなブスが上位なのかなんて声が総選挙の度に多いわけですが、総選挙は熱心なファンを付けたもの勝ちです。特に劇場盤に投票券が付いて、一人あたりの投票数が増えたであろう今回ではなおさらです。

 

大島優子とかまゆゆは割とそれぞれの方向で完璧系なタイプですが、指原はそういうタイプではありません。むしろ自虐的に言っているように欠点も目に付くし、まあ判官びいきされるタイプでしょう。

スポーツだって阪神しかり浦和レッズしかり、ダメなチームを熱心に応援してきて強くなっていったって所は熱狂的なファンが多いですしね。決して大島優子前田敦子のような巨人ではないけど、すこし前の阪神的な立場の人が他のメンバーを出し抜いて躍進したらそりゃ熱心になりますよね。躍進の流れを共有できる快感もありますし。

 

  • スキャンダルの影響を受けにくいタイプ

AKBグループでもスキャンダルに見舞われたメンバーは何人もいますが、スキャンダルの影響はメンバーによって大きく異なります。

 

例えば大島優子やこじはるなら、多少熱愛発覚しても離れるファンは多くないように思います。(グループにいられるかはともかく)

清純さ以外に魅力がありますし、多少ショック!となっても応援し続けるんじゃないでしょうか。

 

逆に年少メンバーや清純派のメンバーなら間違いなくヤバいです。まゆゆや松井玲奈だったら順位暴落は間違いないと思います。

 

ただ指原はあまりそういうタイプではなかったですね。上述のように完璧アイドルでもないですし、普通の女の子のタイプのメンバーですから。

最後に

そんな訳で今年も総選挙が終わりました。

他のメンバーでは、篠田麻里子の卒業表明はなんだか感慨深かったです。ここで後輩に道を空ける時が来たかと。

そして宮澤佐江のスピーチが一番良かったなと思います。中国当局はさっさと就労ビザを発給しなさいよと思いますね。

 

これからAKBはどうなるんでしょうか。1期生もついに3人になりましたし、2期生も気が付けば4人です。姉妹グループの勢いは年々増してます。

人気も頭打ちでしょうし、名だたるメンバーも卒業していきますから、どうやって上手く後退戦をやっていくかというのが課題かなと思いますね。