2018J1参入プレーオフ1回戦 東京ヴェルディ-大宮アルディージャ
前週でプレーオフ行きは決めたけど、この1週間負けたらどうしようとか、ロティーナの去就はとかそんなネガティブなことばかり考えていた。
だがどんな結果でもこのチームを見届けようと誓ったから大宮行きを決めた。チケットは発売開始当日12時にJチケアクセス出来るように万全の準備をして取れた。
というわけでアウェイの地大宮へ。
大宮のフラッグに彩られた大宮の街や道を抜け、氷川神社を横目にスタジアムへ。駅前の力は対戦相手のフラッグまで掲げてくれてありがとう!
お昼はアウェイ側に屋台を出してたこちらを。ナシゴレンを堪能。
そして客席へ行くと、1階はもちろんのこと2階も空きを探すのに苦労する程のサポーターの数が。
これがヴェルディのゴール裏なのか。
やっとのこと2階で席を見つけて応援準備開始。
2階席は俯瞰して見られるのが良い。選手のフォーメーションもはっきり分かるし。町田戦の時は反対側のゴール前も逆サイドも見えづらくてライン割ってるのかも全然分からなかったから、尚更素晴らしく感じた。
試合はポゼッションで優勢のヴェルディと引き分けでも良いから守り中心の大宮の戦い。
前半の何が素晴らしかったって、カウンターに繋がりそうなピンチをほぼ全て中盤で摘んでいたこと。説明不要な怖さのある大前やマテウスに仕事させず、カウンターで先制して試合を有利に進ませるということを一切させなかった戦いぶりは本当に素晴らしい内容だった。
ただし大宮も真ん中がしっかり跳ね返すので得点の決定的チャンスもなかなか生まれない。
ネガティブな部分は、前半の間に内田がイエロー貰ったこと。その時、なんか嫌な予感する、絶対2枚目貰うなよ!と頭の中で思ったのだが、まさか後半その予感が当たってしまうとは。。。
(ハーフタイムにミーヤちゃんヴェルディ側にも来てくれた)
そして後半も同様の展開だったが、敵陣で内田がラフプレーと判定されイエロー2枚目。まさかの中盤守備の達人が退場という事態に。
ロティーナ体制では1度しか無かった退場がこのプレーオフで。。。正直この瞬間は意気消沈した。この後押し込まれてしまうのか・・・
だがヴェルディは10人になってもしっかり攻めることが出来た。もちろん大宮がそこまで攻める姿勢じゃなかったのもあるんだろうけど、変わらず攻める姿を見せてくれた。中でも香川のサイドの2人抜きが気持ちをまた高ぶらせてくれた。
そうだ。今のヴェルディにはロティーナ体制で築きあげてきた守備、ポジショニングなどの信じられる基盤があるんだよな。そしてこの基盤の上に乗っかった最後まで諦めないメンタルもあるんだ。このピッチに立っているのはそれを出来る選手達だ。
そして得たフリーキック、佐藤の蹴ったキックを平がゴールネットへ。。。
こんな下手くそ写真しか撮れないくらいの狂喜乱舞。(キックの軌道ばかり追ってたから佐藤が直接決めたと思ってたのは内緒)
そしてこの後大宮のタコ殴りが始まった。シモビッチとかいう反則身長のFW入れてきてこれまでと打って変わってガンガン攻めてくる。
そこから先はもう何でもいいから守れ!!の世界。
DFのクリア一つで騒ぎ、神福元のキャッチング一つで騒ぎ、ゴールラインギリギリのクリアで大騒ぎし、そしてポスト直撃のシュートに肝を冷やし。。。
長かった6分のアディショナルタイムが終わった瞬間は、両手を突き上げた。
泉澤もドウグラスも藤本も欠場、通訳は不在、加えて10人で点取らないといけない逆境をはねのけて勝利を得た戦士達。最高だ!!
最後は大宮の選手にも拍手。生で本気のぶつかり合いを見てるからこそ、相手への敬意も湧いてくるし、拍手しようって気持ちになる。
そしてゲートを出ると三ツ沢のアウェイチケットを譲ろうとする大宮サポとお金払ってゲットしようとするヴェルディサポの人だかりが。
私もしっかり定価を支払ってチケットを譲っていただくことに。しかも「頑張ってください」って言葉まで頂いてしまって。。。
(バクスタのチケット譲ってくれた女性サポーターさんありがとう!)
来週は堅実な戦力に加えてレドミやイバなど強力な攻撃陣を抱え、大分と同じ勝ち点を積み上げた横浜FCが相手。
こちらは怪我人を抱える満身創痍な状態。だが私は、逆境を跳ね除ける力があることを今日証明してくれたヴェルディの戦士達を信じている。