東京ヴェルディ前半戦雑感
さて、19位という順位でリターンが確定した。
今年はプレーオフ進出を目標として掲げて臨んだシーズンの筈だ。その年にこの成績というのは失敗してると言わざるを得ない。
成績低迷の要因はこの辺りだろうか。
1.怪我人続出
開幕から中後が怪我で不在、途中にドウグラスや高木大輔も負傷。アランに至っては長期離脱の重傷。他にもちょこちょこ怪我で離脱する選手が続出という悪夢の状態。
筋肉系のトラブルより試合中の負傷が多すぎて呪われてんのかってくらい怪我人が相次いだ。このせいでベストメンバーでのスタメンが組めない状態が長く続いた。
2.守備の要の移籍
三竿と佐藤をピンポイントで引き抜かれたのは痛かった。
三竿は中盤でのタイトな守備で攻撃を削いでくれ、佐藤はノイアー系飛び出しや足下の技術で最終ラインの裏を埋めてくれた。
キーパーのロングキックや中盤の守備が安定しないから攻撃まで繋がらないというシーンが何度もあったように思う。
彼らの穴は井上と鈴木の台頭でやっと埋められてきた感じがするが遅かった。
鈴木は怪我してたし、(これも怪我だよ)、井上はルーキーだからもっと早くから起用すれば・・・という結果論は述べられないけど、中堅やベテランが彼らに勝るパフォーマンス示せなかったのはどうなんだろうか。
3.昨年から続く得点力不足
ハイプレスでの地上戦サッカーは完全に対策され、手詰まりになるシーンが今年も見られた。
これはドウグラスの負傷というアクシンデントが大きくて、復帰で多少は解消されるようになったけど、今もチーム得点はブービー。
澤井の覚醒や高木大輔の得点力に期待したいところ。
4.安定しない試合運び
一発の攻撃で失点するシーンを何度見ただろうか。良い流れを持続出来ないのは何とかならないものか。
これは試合経験の問題なのだろうけど、上の得点力(一発で打開出来ない)、守備の問題(守備の自信がないからビビる)とも関連してるのかもしれない。
後半戦にむけて
後半に向けて特に個人的に必要だと思うことは
1.CBの獲得
一応、補強ポジションの優先順位は高めの模様。
アジア枠で韓国人プレーヤー辺りの獲得もありかもしれないけど、今必要なのはある程度計算出来る選手だろう。
とはいえ市場は争奪戦の様相を呈してちる。それでもなんとかして獲得出来ないものか・・・
CBが安定するだけで下らない失点は減るわけだし。
2.二川のフィット
ラストパスを出せる選手として二川は絶対に必要になる時がくるだろう。
J3で出てたから試合勘は鈍ってないだろうし、早めにフィットしてほしいところ。
最後に
生観戦にもなかなか行けなくて辛いし、色々文句言いたくなる時もあるし、嫌になる時もあるけど、それでも私は希望を捨てませんよ。
上昇気流に乗ることを信じるのみですよ。勿論プレーオフ圏内への進出もね。