2017J2第11節 東京ヴェルディ-ツエーゲン金沢
今年初のホーム現地観戦。
結論から言えば西が丘最高!サッカー最高!という気分で帰路に着くことが出来る結果であった。
もちろん反省点は多いけど、勝てば良かろうなのだあああ
今回の試合会場西が丘といえばこの近さ。
たくさん設置するスペースがない故の売店やトイレの行列の長さとか、映像装置で動画流せないとか(しかも今回は後半から時計が故障)プロ興行の場としては微妙だけど、サッカーを観るという最大の目的に関しては日本有数の会場。
収容人数は公称7000人超だが、これは立ち見含んだ数。座席は5000人程度なので今日のように4000人超えだとギシギシ感が出る。
VERS2017-東京ヴェルディジュニア
遅れて到着したら、VERS2017がヴェルディジュニアと試合をやっていた。
結果は1-5。ジュニアの上手さを見せつける結果であった。
とはいえ、VERSも1点ゲット。抜け出してのシュート決めた選手、普段サッカーかなりやってる方だよねというキレキレのプレイだった。
なお、GKヴェルディ君のゴールキックはことごとく相手に渡るクオリティであった。
決められる度倒れてるし。
練習風景
西が丘なので練習は表情まで全部はっきりと見える距離。プロがいかに上手いかを間近で実感できる場
選手の練習開始もこの近さ。表情まで余裕で見える距離 pic.twitter.com/bl7hrmYxsv
— shv12 (@shv_12) 2017年5月3日
西が丘の練習風景。プロの上手さが間近で分かる #verdy pic.twitter.com/NbphyL6ukD
— shv12 (@shv_12) 2017年5月3日
試合
相手は無得点で連敗中の金沢。もちろんどこ相手でも関係ないのがJ2だが、今のヴェルディの順位からすると負けは許されない相手。
ところがヴェルディは前半からイマイチ。中盤でスムーズな受け渡しが出来ず攻撃がチグハグ。前線からプレスを仕掛けてくる金沢の網にかかって奪われるシーンが多発した。
特に中後がどうもイマイチな出来。ボール奪われたり横パスばかり。ここで作れれば良いのだが終始乗れていない内容だった。時折ダイレクトで縦に入れるシーンあってこれぞ中後って感じなのだが、永田がいない今ロングフィードをバシッと決めてほしい・・・
金沢で怖かったのは9番佐藤、右サイドの井林をスピードで振り切る場面が何度もあった。
前半最後に安西の見事な突破からシュートを放つもこれは防がれ、前半はスコアレスで終了。
メンバーは変わらず後半。修正して反撃と行きたいところだが悪夢のような展開が。
中盤でパスを受けた梶川が相手にボールを奪われ金沢のカウンターが発動。ドリブルした佐藤にそのままシュートまで持ち込まれて失点。
数試合無得点だったチームに先制を許してしまった。
その後の金沢は守りを固め、ヴェルディが攻めるも決定的なシュートを打てず、正直イライラする展開が続いた。
しかし後半33分、アランが倒れてPKじゃないの?って叫びもある中で得たCK。梶川と交代して入った高木善朗のキックを井林が低空ヘッドで合わせてゴール!同点に追い付いた。
その後は打って変わってヴェルディが押し込み始める展開に。体ガツガツぶつけるのも厭わず奪ったら一気に前線に渡る展開には興奮の嵐。バックスタンドも熱を帯びて来た。
そして後半39分、右からのCK、再び善朗か蹴ったボールをファーのアランが頭で合わせて逆転!
セットプレー2発で逆転に成功した。
その後は試合をクローズしたいところだがアクシデントが続発。ATに入ってドウグラスが(反対方向だから何があったかよく見えなかった)倒れて動かない状態に。
その後立ち上がるもそのまま負傷退場。数的不利になるし本人も出たがってたみたいだけど脳震盪の可能性だってあるしね。
更に安西が足を攣って倒れこむ。一度は立ち上がるも最後再び倒れこんで担架でピッチ外へ運ばれていった。
9人かよ・・・とおもったが直後に試合終了。見事に逆転勝利を果たした。
終わりに
今日の試合が西が丘で良かったと最も思ったのは、コレオや得点シーンの盛り上がりは勿論だが、倒れた選手がいた時の反応である。
ゴール裏の呼びかけからのドウグラスコールや動かなくなった安西への激励は、バックスタンドまで拍手や手拍子、コールが自然と伝播していったように感じた。
あの場の誰もが戦ってる選手に敬意を持ちここは支えようって雰囲気があった。
目の前で選手がプレーしていて、声がはっきり届く客席だからこそだったと思う。
さて、勝ったものの上位チームも軒並み負けてないので順位は4位のまま。
次は横浜FCとの上位対決。イバ怖いよー。でも立ち向かわねばならないのだ。
今日の悪いところを修正して良い試合になるように期待したい。