shv日記

気が向いた時に綴るブログ

東京ヴェルディ2017年選手雑感1

ヴェルディの今シーズンが終わってしまった。何百試合戦ってやっとたどり着いたプレーオフ。そこで待っていたのは相手に逃げ切られての敗戦。悔しいけど福岡の方が個の力も守り通す力も上手だった。

ただ、今年は今までヴェルディであまりみなかったスカウティングと論理的なチーム戦術でプレーオフに行けたのがすごく嬉しかった。

そんな楽しかったシーズンも終わりということで、今年の選手雑感を。素人なので間違いもあるであろう適当なもの。

しかし、週末に一喜一憂する生活が終わりなのは寂しい・・・

 

監督

ロティーナ

長らくスペインリーグでビッグクラブ相手に戦ってきた百戦錬磨の指揮官がヴェルディへ。守備的な人だからつまんないサッカーだよ?なんて声もあったけど、流石本場で戦ってきた監督は守備だけしか教えられないなんてレベルじゃなかった。(勿論コーチのバランコの力もあってこそだけど)

体の向き、パスを出す足はどちらかという細かい部分から、ボールの位置に対して立ち位置を決めるいわゆるゾーンディフェンスなど、おそらくヴェルディではそんなにやってこなかったセオリーを始動から徹底的に叩き込むチーム構築がばっちりハマった。シーズン中は3バックと4バックを駆使し行き詰まる度にシステム変更で乗り切り、またバランココーチを中心とした相手のスカウティングに基づく試合毎の微修正も見事にハマった。最終的に22チーム制になった2012年以降での最多勝ち点でプレーオフ進出、反則ポイントの激減(100ポイント台から15ポイント!)、被PK年間ゼロという結果を1年目からもたらした。

今年で攻守におけるチーム戦術がしっかり整理されたので、来年は個の力の充実が必須。失点数は昨年より減ったとはいえ49失点でリーグ9番目と少ないわけではない。また湘南や福岡に全く勝てなかったり名古屋に大敗したりと、明らかに選手の駒の質が違うチームにはなかなか勝てなかった。資金は限られるけど、もっと選手が揃った中でロティーナサッカーを観たい。ただこの指導力を見せつけたのだから、成長させてほしいと有望株をレンタルでくれるチームもあるだろ(願望)

 

GK

1柴崎貴広

まさか42+1試合全試合フル出場するとは思わなかったよね。17年目でのキャリアハイ。開幕戦でやっとたどり着いた通算100試合出場が今や150試合間近。開幕からファインセーブを見せると、その後も1対1のセービングやキャッチの正確さで最後の砦となった。キックも去年より正確に蹴れてたし、ベテランになっても成長出来るというのを見せてくれた。ただ飛び出しの判断は更に磨いてほしいな。柴熊さん来年もよろしくね。

26太田岳志

今年もベンチ入りはしても1試合も出られず。来年の契約はどうなる?

34武田博行

コーチングの声もしっかりしててJ2経験も豊富だから正GK候補だ!との前評判はなんだったのか。ただずっと怪我に苦しんでたみたい。レンタルだし返却だろうか?

36内藤圭佑

天皇杯出たみたいけど観てない。出場実績あるから残るのだろうか。

※来年はユース出身でもある日体大の長谷川が内定してるので出入りはおそらくあるのだろう。あとポープはどうなる?

 

DF

2安西幸輝

もはやDFではないw今期は主にWBとWGでの起用。90分間走り抜けるドリブル突破とクロスの雨嵐で相手に脅威をもたらし、夏以降はほぼ毎試合見せ場があったように感じる。徳島戦の突破はマジで痺れた。また抜く技術の向上や、左足も少しずつ使えるようになるなど幅も広がっているように感じた。元々前年に松本山雅からオファーがあった選手なので、戦術兵器となった今年もオファーは来るだろうな・・・来季も頼む!

3井林章

今年もキャプテン。そして41試合+1試合フル出場と出停の最終節以外全試合出場のキャリアハイを達成した。相変わらずの空中戦の滅法強さとヘディングの上手さに加え、年々積極的になったロングフィードがアシストに繋がったこともしばしば。ただ序盤の右CB起用で持ち上がるプレーはどこかぎこちなく、あまりこのポジション向いてないなというのが露わになった。そりゃルーキー時代よりは遥かに上手くなってるけど、井林は最終ラインで構えてる方が良い。彼もまた毎年他からオファーが来ている選手だが、残ってください(懇願)

4畠中槙之輔

レンタル先の町田から戻ってきたら堂々としたプレーぶりに。町田さんありがとう!足下の技術は井林とかよりは上手く、持ち上がっての岐阜戦のアシストなど結果にも現れた。また今期の得点は全部町田戦という相手には嬉しくない恩返し力も抜群。ただ守備の技術については行かなくて抜かれたり、突っ込みすぎて交わされたりが散見されたりとはまだまだ向上の余地がある。しかし生え抜きのDFが使えるようになったのは大きい。

5平智広

彼にはストロングポイントがあった。それはCB陣で唯一レフティということだ。そんな訳で純足で選手が配置されていった始動時から左CBのスタメン争いは無風状態。結局そのままスタメンを掴み怪我や体調不良の時以外開幕からスタメンを守り通した。ぶっちゃけ去年はやらかしや物足りなさがありイマイチ信用出来なかったけど、今年は戦術に適応してしっかり守って時にはセットプレーからゴールを奪ってと頼もしい選手だった。

6安在和樹

今年は右でも起用されるなど左右両方で活躍。スペシャルな左足でアシストを量産した。序盤は毎試合相手の肝を冷やすミドルシュートの雨嵐で、特に町田戦のゼロ角度シュートは今期のチームで最高のゴールだった。ただ夏以降調子落とし気味だったのが残念。それでもクロスやフリーキックでアシスト連発してたのは流石だけど。守備をシーズン通して疎かにせず、右足も蹴れるようになればもっと飛躍すると思う。左足切られて押し上げられないシーンも度々あったし。どうやらセレッソがバックアップ要員でリストアップしてるという話もあるようだが、控えで試合勘失うくらいならヴェルディで活躍すべきです(懇願)

19永田充

序盤は3バック真ん中で起用され、流石と言わんばかりのフィードや守備を見せてたけど、怪我で離脱以降はほぼ出られず。最近はベンチにも入ってなかったけど怪我でもあったのだろうか?来年の契約はどうなる?

24林昇吾

2年目で遂に公式戦デビュー。途中から入っても浮かずにプレーしたりといいところも見せてたけど、相手の寄せへの対応とか抜く技術とかまだまだ課題はたくさん。来季以降も成長してほしい。

30高木純平

困った時の締めのJPさん。ドリブルの速さや落ち着きは流石のベテラン。しかし終盤は試合に出られていない。来年はいるのだろうか・・・

 

残りは次の記事で。

2017J2第42節 東京ヴェルディ-徳島ヴォルティス②

前回は味スタ出てから1時間後くらいに書き始めた文章をそのまま書いたので、そのほかのことを今回は。


試合前

今年なかなか行けなかった味スタにやっと来ることが出来た。

試合前の最大のミッションはキボンの弁当を食べること!
人気のお店だけあり、45分並んでやっとMIX弁当を堪能。



更に今日はみそ汁無料配布もあったのでこちらも頂く。並んでる間に寒くなってきたのですごく体に沁みた。

 

試合



スタメンは4-3-3?3-4-3?(後に見た記事では3-4-3)ともかくスタメンのDF表記に偽りありで安在和樹が右、安西幸輝が左の起用だった。渡辺皓太は怪我なのかベンチにも入らず井上潮音が久しぶりにスタメン起用された。

前半から徳島にボールを持たれる展開も、粘りのある守備や柴崎のセーブでヴェルディは得点を許さない。

特に武器であろう右サイドの馬渡和彰の突破は安西がしっかりと抑えて決定的な仕事をさせなかった。

(安西の左サイド起用は馬渡対策と思ってたら試合前までは金鐘必相手と予想してた模様)

そして安西は走力でフリーにさせない上に、ボールを奪ってから低い位置から最前線まで一気に運ぶ高速ドリブルを何度も見せていた。安西対馬渡は90分間ずーっと続き、この試合の熱さの象徴だったように思う。

そして前半、何度も合っていたセットプレーが続き、ドウグラスが倒されて得た安在のFKを平が頭で合わせヴェルディが先制!

FKを得る前に畠中が安西に通した綺麗なロングフィードが素晴らしかった。
その後前半の終盤は明らかに徳島にボールを持たせる展開でそのままのスコアで終了。

後半は開始すぐの4分、ここまで抑えてきた馬渡に綺麗なクロスを許してしまい、通ったボールを渡がダイレクトシュート。得点を許してしまった。安西がコースを切りきれなかったのが痛かったが、ダイレクトで決めた渡はまさにストライカーであった。
そこから徳島がまたボールを握り危ないシーンもあるが柴崎を中心に得点は体を張って許さない。
しかしそんな中、井上潮音が相手のタックルを受け倒れる。一度は起き上がるも数分後に動けなくなり橋本と交代。怪我の状態が心配だ。

そしてその後は一進一退の中、後半40分過ぎにはカルロスのキープから安在が強烈なシュートを枠に飛ばすも戻ってきた馬渡がヘッドでクリア。映像で見返すとカルロスのトラップがピタッと収める相当なものだった。

それでもこのプレーで得たコーナーキック。ゴール前の混戦から最後は内田が押し込み勝ち越し!!
前半同様セットプレーからゴールを決めるという結果に!!
そして試合はこのスコアでタイムアップ。ヴェルディが自力でプレーオフ進出を勝ち取った!!

一方で徳島は最後の最後で逆転ゴールを決めたジェフに交わされて7位転落。明暗がくっきり分かれる展開となった。

 

プレーオフは引き分けた瞬間敗退が決まるというルールでもあるし、他力でなく自力で勝ってプレーオフ行きを勝ち取ったのは個人的に最も喜ばしい。

 

安西が90分間走りまくったようにコンディションも合わせてきた。セットプレーが冴えてたように準備の跡がはっきり見えた。

楽しみたい、ワクワクしているという試合前の選手のコメントはこういう所に裏付けられていたのかと実感した。この心技体の充実で難敵徳島を破った。

 

試合後

外で呼びかけしてたサポーターについ応援ありがとうございましたなんて声をかけてしまった。

明らかに声量が違ったし、ゴール裏もバックスタンドも勝ちたいんだ!という熱を感じた。

こんな熱い試合を残り2試合続けてJ1へ行こう。

 

 

2017J2第42節 東京ヴェルディ-徳島ヴォルティス

セレモニーで話してた羽生社長と同じく、まだ何も勝ち得てないけどすごく嬉しいんだ。

この大一番でも硬くならず、必死であり躍動感溢れる選手のプレー。安西の最後まで突破し続けたドリブル、平のドンピシャヘッド、守備者内田がこぼれ球を押し込む展開。

声量が明らかにいつも以上で、サポーターの勝ちたいという熱が満載だった観客席。

そして結果的には引き分けでもプレーオフ行けた中で、終盤に自分たちで勝ち越してプレーオフ行きを文句なしで決めた試合結果。

そんな素晴らしいものを見ることが出来たのだから。これを現地で観ることが出来て嬉しくないはずが無い。

 

残り2戦はどんな結果でも現地で向き合わないといけないと思って、アウェイ京都にも行って、今日は味スタにも行った。

ぶっちゃけ試合前は、徳島に勝てる気がしないって気分だったよ。開幕でやられたし戦力も揃ってるし。最終的には松本山雅辺りがまくってくるんじゃないかって不安でいっぱいだった。

でもあの7位に落ちて追い込まれた京都で勝つ姿を思い出して、試合前に今日は絶対勝つと口にしなければいけないんだって心の底から思った。願いは口にしないと叶わないから。

そしたら本当に選手たちが躍動して勝つことが出来た。

残り2戦、どのチームも徳島以上の強敵ばかり。だけどヴェルディも厳しい状況を勝ち抜いてきたんだ。だからこそ高らかに叫ぶ。

 

残り2戦勝つ!!イクゾJ1 

 

アウェイ旅 京都編

前回記事はこちら。

2017J2第41節 京都サンガ-東京ヴェルディ - shv日記

 

京都市内に泊まって翌日も京都観光。大まかに言えば、市内ちょっと→宇治市内というコース。 

なぜ宇治へ行くかといえば、、、

今回のアウェイ旅は私の愛する響け!ユーフォニアム聖地巡礼も兼ねているのだ。

 

前日にヴェルディの勝ちを見届けて、聖地巡礼をするという決意で京都にやってきた。それが叶って最高の気分である。

 

まずは市内でお参り。


白峯神宮は元は蹴鞠の守護神、今では球技全般の守護神だとの事。というわけでスポーツ関連の参拝にはうってつけの場所。

 

絵馬にも各チームのサポーターの願い事が色々飾られていた。勿論もっとも多かったのは高校や大学の部活の願い事。みんな願うといいねえ。

 

参拝を終えると、京阪電車に乗り南下。この日の最大の目的地宇治へ向かうことに。

 

 

まずは過去修学旅行などでも行ったことのなかった平等院へ。

ちょうど色づき始めの時期、こちらも観光客で溢れかえっていた。

残念ながら本堂は1.5時間待ちというテーマパーク並みの混雑だったため断念。いつかまた行こう。

 

 

こちらは目の前にあるスタバ。景観に合わせた造りになっている。インスタグラマーには良いのではないでしょうか←

 

そして戻ってきた宇治橋紫式部像とともに。上手くなりたい!の涙の走りが脳裏に浮かぶ
この地には奈良時代以前から橋が架かっていたようで、古今和歌集源氏物語の時代から描かれてきた橋なんだとか

 

そして橋を渡り、聖地巡礼するならば絶対に外せないの大吉山の登山へ向かう。あの8話での久美子と麗奈の尊いシーンの舞台である。

宇治橋を渡って対岸へ行き、途中宇治神社宇治上神社も通りつつ向かう。(こちらも滝先生がおみくじ薀蓄話してた場所だね)

 

しかし想像以上に大変な道のり。何せ1km以上も山道を登るのである。これを楽器背負って夜歩くのは相当大変だぞ。 

 

そしてやっとの思いで到達した展望台の風景がこちら

 

平等院など市街地を見渡せる風景が待っていた。

 

アニメとの比較はこちら。かの1期8話のシーンに近い構図で。

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なお、昼間なのでハイキングに来た老夫婦や家族連れが多かった。夜だと巡礼者が多いのだろうか。いつか夜にも行ってみたい。

 

最大の目的地から下山してJRの駅へ。すると道中、飛び出し坊や風久美子が軒先にあるお店が。中に入ってみると。。。

 

原作者武田綾乃さんと、キャラデザ原案のアサダニッキさんのサイン色紙が!

ファンから送られた絵などが多数!

 

こちらはCHOCO de NINMARIというガトーショコラのお店。

お店の方の「ユーフォニアムご存知なんですか?」から始まり作品トークが出来るという素晴らしい空間だった!

ファンが結構来られるお店らしく、話の中で作品に登場するお店の紹介や、聖地巡礼の同人誌の紹介、ファン有志の演奏会の宣伝チラシなど色々教えてもらった。(お店の方は明らかにガチのユーフォファンでした!)

勿論お菓子(抹茶ガトー)はしっかり購入し、帰り道のおやつとして堪能致しました。

最後に素晴らしいお店に行けて良かった。

 

 

 

サッカーも最高の結果、聖地巡礼も良い出会いがありと楽しい旅だった。

来年は新作の映画公開があるし、またその時期に行こうか。

訪れるのはサッカーの大阪や神戸遠征の時かな。完全にJ1昇格前提で言ってるけど、まだプレーオフ勝ち抜かないといけないから外したら恥ずかしい。

だけど、願いは口にしないと叶わないって僕はユーフォから学んだから声を大きくして宣言する。

 

イクゾJ1!!!

2017J2第41節 京都サンガ-東京ヴェルディ

前節悪夢の敗戦でプレーオフ圏内から脱落した東京ヴェルディ。ここで勝たなければ厳しくなってしまう。

 

ここで行かずにいつ行くんだ!というわけでアウェイ遠征を決行することにした。いざ京都へ。

 

風が強かった前半、ロングボールもなかなかまっすぐ飛ばない中で京都にボールを支配されクロスも多く上げられる状況に。しかしそれでもシュートをフリーでは打たせず(コーナーからのシュート1本危なかったけど)スコアレスで前半終了。

前半はカルロスのスルーパスの上手さが目立った印象。前線での足下の技術は一級品なんだけどなあ。運動量がもう少し増えれば。

 

後半は少しペースを握れる展開。スコアレスの展開に京都は一発がある大黒投入。ヴェルディ もそれに合わせてアランを投入。

そして65分過ぎ、連続して得たコーナーキックを相手がクリアするも内田が回収し柴崎に戻すと、柴崎が前線を狙ってロングキック。これを揃ってないDFラインの裏に抜け出したアランがキーパーの頭上を越すループシュート!技ありのゴールで遂に先制!

シュート打った瞬間イェーイ!とか大声で叫んでしまったので今も喉が少し痛いw 

その後は闘莉王も入れた京都に攻められる展開も、前半同様にゴール前をしっかり抑えてそのままタイムアップ。ウノゼロ達成で勝利を収めた。

同時刻に行われた試合で松本が引き分けて徳島が勝ったため、勝ち点1差で6位に浮上。プレーオフ圏内に復帰出来た。

 

 

ゴール決まった後はもう試合終了しろよとずっと思ってた←

 

たまに行くアウェイで今まで勝ったことなかったし、負けたら昇格戦線に生き残れなかったから最高の気分である。

 

スタジアムについて

西京極は駅から直結してるアクセスの良さは素晴らしいけど、見やすさの面がね・・・反対サイドの攻防もゴール裏からだとかなり見辛い。陸スタの欠点ってこれだよなあ。試合がどうなってるのかが見辛いのは致命的。

 

京都は亀岡に新スタジアムの話が進んでて、球技スタジアムなので見やすさはかなり良くなりそう。ただ京都市内を出てしまうので観客動員にはどう影響が出るか・・・

あ、でも京都駅から西に電車1本で30分なので考えてみると東京23区と味スタの立地関係と一緒かw

 

なお、切羽詰まった中でアウェイ来たけど、スタジアムグルメはばっちり堪能。今回は1品だけだけど。

 

アフター5

そして試合終了後から色々巡ることに。何せここは観光シーズン真っ盛りの京都である。勝ったし尚更行かずにいられない!

この日の夜は清水寺の特別拝観に。奇遇にもこの日からスタートだった。本堂は工事中だったし、葉の色が真っ赤になるのは少し先かなという感じだったけど幻想的な光景を見れたので良かった。

そして泊まる場所も取っていたので翌日も京都観光。翌日分は次の記事で。

 

永井秀樹引退試合 OBRIGADO NAGAI

我らが永井社長の引退試合に行って来た。引退試合を観に行くのは初めてだった。

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永井はヴェルディだけでなく、福岡ブルックス清水エスパルス横浜フリューゲルス横浜Fマリノス大分トリニータFC琉球にも在籍。それだけに複数チームの幕や旗が掲げられていた。

 

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前座試合は国見高校OB対帝京高校OBという、これだけでもメイン企画になりそうな試合。しかも監督は小嶺さんと古沼さん。

写真の2枚目は帝京OBの中田浩二のキック姿。このように、様々な世代のOBがプレーしてあた。

流石に大久保や徳永など現役選手は出なかったけど、今回の試合のために名を連ねてくれたのとてもありがたい。

しかし磯貝は悲しいくらい走れてなかった・・・もっと絞ろうw

試合は永井が見事なフリーキックを決め国見が1-0の勝利

 

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もう国見対帝京だけでも満足感溢れてて、この後の試合はどんな気分だろうかと思ったら、もっと楽しかった。

テレビで見てるJ創世記からの選手たちが目の前で走り回ってるのだから。特に後半は、黄金期のヴェルディのメンバーが集結した夢の時間だった。

 

ヴェルディレジェンズメンバー

1 菊池新吉
2 加藤善之
4 斉藤浩史
5 西澤淳二
7 前園真聖
8 北澤豪
9 武田修宏
10 ラモス瑠偉
11 三浦知良
13 菅原智
14 藤吉信次
15 中村忠
16 藤川孝幸
17 保坂信之
19 山田卓也
20 井上潮音
21 柴崎貴広
22 澤井直人
23 三浦淳宏
41 柳沢将之
50 富澤清太郎
監督 松木安太郎

 

Jレジェンズメンバー

1 都築龍太
2 小村徳男
3 松田直樹
4 戸田和幸
5 山口素弘
6 本田泰人
7 斉藤学
9 福田正博
10 澤登正朗
13 鈴木啓太
14 礒貝洋光
15 斉藤俊秀
16 中田浩二
17 大榎克己
18 石川直宏
19 永島昭浩
20 波戸康広
21 土肥洋一
23 永井篤志
監督 釜本邦茂

 

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ラモスは本当に脳梗塞だったのかと思うくらい、走り回ってパス出しまくって叫びまくって・・・ほんと凄い人だわ。真面目に感動した。

 

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そしてもう一つ興奮したのは緑の11番を背負ったカズの登場。現役選手だし出るのは残り5分とかくらいかと思ったら後半頭からの出場。

 

カズやラモスのパス交換に主役永井が絡んでいく遊び心も溢れるプレーの連発は気楽に観る姿勢だった自分も興奮した。

 

菅原や山田、柳沢のような2000年代活躍のプレーヤーや、出なかったけど澤井や井上潮音のような現役選手もヴェルディの歴史を構成する大事なプレーヤー達だ。でもJ創世記のレジェンドがプレーする姿はやっぱり別格だった。

あの頃のヴェルディの復活をという声を聞くたびに、過去は過去なんだから縛られるなよ、時代に合わせた新しいスタイルを築き上げればいいじゃないか、懐古主義は嫌だと常々思って来た。

でも、目の前で彼らの煌びやかなプレーの数々を観ると、そんなことは言えなくなると思った。

これが多くの人が魅了され憧れ、ブームになった選手たちなんだなあ。

 

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ここまで永井以外のことを書いたけど、この日の主役は永井。PKもきっちり決め、ラモスのアシストからのシュートという師弟関係でのゴールも決めた。 やはり去年まで現役だったから動きの軽快さが周りと全然違うなって印象だった。

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最後は花束贈呈とスピーチ、場内一周。

 

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写真にいる子供は松田直樹の息子さん。お父さんも出場メンバーの1人。なお彼のドリブルを大人気ないプレーヤー達は遠慮せず奪っていたw

 

永井の引退試合だからこそこれだけのプレーヤーが集まったんだろう。もう同世代も殆ど引退して一堂に会する機会もなかなか無いだろうし。あとはカズ引退試合だけだろうか。なんだか憧れの人がいる同窓会か卒業式に出席している気分すら抱いた。

 

そして、このプレーヤーをヴェルディで送り出せて良かったと改めて思った試合だった。

ユース監督兼GM補佐としてこれからもよろしくお願いします!

 

【2年ぶりのお遊びネタ】AKB48選抜総選挙の投票金額はいくら?2017

さて、このブログは細々と自己満足でやっているブログなわけだが、この時期になるとアクセス数が激増する。

何故増えるのかと言えば、この記事にアクセスが集中しているからである。

 

shv12.hatenablog.jp

 

ざっくりと総選挙の投票に費やされたお金はいくらなんでしょうかと計算したブログ記事なわけだが、google先生とかいろんなサイトの検索結果でかなり上に出てくるみたいで(はてなブログってすごいね)、この1~2日だけでこれまでの1月分のアクセス数を軽く超えるのだ。

 

端的に言えば、店頭のCD値段×総投票数でいくらだ、だからAKB総選挙にはいくら費やされているというtwitterまとめサイトで拡散されるネタに対し、それ全く正確じゃないね!と思ってもそれを計算した記事は見当たらないし、じゃあ自分で試算してみようということでブログを書いたというしょうもない内容である。

 

ただ、2年前の記事に今でもアクセスが集中してるわけだし、今年のも書いてみようかなと思ったので改めて記事を書くことにした。ということで2年ぶりのお遊びネタである。

 

予想外のメンバーが中間1位とか結婚宣言とか、卒業発表とかのネタは識者に任せるとして、今年の結果は如何に?  

なお、後述の理由で2年前よりも精度悪いからね!(という予防線)

 

前提 投票手段について

前のブログでも書いているが、AKB総選挙の投票方法は、CDに付いてくる投票券だけではない。公式HPによれば以下の手段がある

www.akb48.co.jp

 

1.通常盤CDの投票券

お馴染みの投票方法。お値段1,645円

 

2.劇場盤CDの投票券

個別握手会参加の握手券が付いてくるCD。事前予約制なのでCD売上の大半を占めるであろうバージョン。お値段1,028円

 

3.モバイルサイト(AKB48 Mobileなど)

立候補可能な6グループの公式携帯サイトの会員。月額324円

 

4.公式メールサービス(AKB48 Mailなど)

いわゆるモバメ。登録メンバーからの会員限定メールが届くサービス。5グループ分ある。登録メンバー数に応じて金額も増えるが、1人の場合月額324円

 

5.公式ファンクラブ 二本柱の会

AKBの公式ファンクラブの会員。年会費480円

 

6.AKBオフィシャルネット

ネットのプロバイダ。月額1,480円

 

7.ライブオンデマンド会員

DMMが配信している劇場公演中継のオンデマンド会員。5グループとも月額3,066円

 

試算 

ここから試算を始めます。今年は総投票数が338万2368票と発表された。

www.oricon.co.jp

(すげえ数だよねと改めて思う・・・)

 

まずはCDからの投票。オリコンランキングでは2週で135万枚ほどの売り上げ。投票締め切りまで買われると思うのでだいたい136万枚が売れたと仮定する。

 

で、劇場盤と通常盤の差なのだが・・・以前の記事で使用していたサウンドスキャンのランキングが公表されなくなっているではないか!

サウンドスキャンのランキングは劇場盤が反映されていないようなので、前回はオリコンとの売上枚数の差から両者の数字を推定していたのだが、これが出来なくなった。

そのため、かなり乱暴だがオリコンランキングの初日分(劇場盤はだいたい初日に届けられるので)を劇場盤、残りを通常版ということにして計算する。

初日は121万枚売れているようである。流石に全部劇場盤なんてことはないので少し引き算して120万枚を劇場盤、残り16万枚を通常版としておく。

 

続いてその他手段からの票。上記のCD枚数を総投票数から引き算する。202万2368票となる。これだけでもCD以外からの投票が多いことが伺える。

次にどこから投票されたかだが、モバイルサイトもファンクラブも契約者数のデータはどこにも出ていないのではっきり言えば分からない。

 

そのため、最低額のモバイル会員の月額324円の数字を乗じたものと、これらサイトに全て加入したとした場合の平均額を用いることにする。

モバイルサイト6グループ・モバメ5グループ・オンデマンド5グループ・二本柱の会の計17つの平均額は1,140円であるのでこの数字を使用する。

(プロバイダは契約者少ない気がするのでカット。入れても大差ないけど)

 

投票額試算結果 

先ほどの数字を掛け算すると、

・劇場盤CD 1,200,000×1,028=1,233,600,000

・通常盤CD    160,000×1,645=263,200,000

・モバイル   2,022,368×324=655,247,232

 

合計金額は・・・ 2,152,047,232円!

 

そして、平均額を採用した場合は

・平均額 2,022,368×1,140=2,305,499,520

 

合計金額は・・・3,802,299,520円!

総選挙には21億円~38億円は投じられているという結果となる

AKB総選挙は20~30億円のお金を動かすイベント・・・いやあすごいですね・・・(棒)

 

ちなみに単純に総投票数×CDの値段の場合、55億円程度の数字となる。数字が相当乖離しているね。

 

メンバー別投票額

今の投票比率を適用した場合の各メンバーの得票数に当てはめた計算もしてみる。メンバーによって比率はバラバラなのは間違いないが、考えているときりがないので全員同じ比率で。今回は38億円の試算結果を使って選抜入りのメンバーの投票金額を計算してみた。

 

 

選抜入りには4000万円程度は必要ということですね。それにしても指原の金額のすさまじさよ。ちなみに指原の場合下限値で計算しても1憶5000万円という結果になるから億単位の金が費やされているのは間違いない。毎年毎年どれだけ突っ込んでるんだと。まさに票数は愛である。

最後に 

仮定に仮定を重ねている試算で正確性は全く保証出来ないので、あくまでネタ記事ということで。


ちなみに、去年のbuzzfeedjapanの記事が平均額だしてるし、インタビューとかもしてるから私の記事なんかよりも参考になると思うよ←

www.buzzfeed.com