【2年ぶりのお遊びネタ】AKB48選抜総選挙の投票金額はいくら?2017
さて、このブログは細々と自己満足でやっているブログなわけだが、この時期になるとアクセス数が激増する。
何故増えるのかと言えば、この記事にアクセスが集中しているからである。
ざっくりと総選挙の投票に費やされたお金はいくらなんでしょうかと計算したブログ記事なわけだが、google先生とかいろんなサイトの検索結果でかなり上に出てくるみたいで(はてなブログってすごいね)、この1~2日だけでこれまでの1月分のアクセス数を軽く超えるのだ。
端的に言えば、店頭のCD値段×総投票数でいくらだ、だからAKB総選挙にはいくら費やされているというtwitterやまとめサイトで拡散されるネタに対し、それ全く正確じゃないね!と思ってもそれを計算した記事は見当たらないし、じゃあ自分で試算してみようということでブログを書いたというしょうもない内容である。
ただ、2年前の記事に今でもアクセスが集中してるわけだし、今年のも書いてみようかなと思ったので改めて記事を書くことにした。ということで2年ぶりのお遊びネタである。
予想外のメンバーが中間1位とか結婚宣言とか、卒業発表とかのネタは識者に任せるとして、今年の結果は如何に?
なお、後述の理由で2年前よりも精度悪いからね!(という予防線)
前提 投票手段について
前のブログでも書いているが、AKB総選挙の投票方法は、CDに付いてくる投票券だけではない。公式HPによれば以下の手段がある
1.通常盤CDの投票券
お馴染みの投票方法。お値段1,645円
2.劇場盤CDの投票券
個別握手会参加の握手券が付いてくるCD。事前予約制なのでCD売上の大半を占めるであろうバージョン。お値段1,028円
3.モバイルサイト(AKB48 Mobileなど)
立候補可能な6グループの公式携帯サイトの会員。月額324円
4.公式メールサービス(AKB48 Mailなど)
いわゆるモバメ。登録メンバーからの会員限定メールが届くサービス。5グループ分ある。登録メンバー数に応じて金額も増えるが、1人の場合月額324円
5.公式ファンクラブ 二本柱の会
AKBの公式ファンクラブの会員。年会費480円
6.AKBオフィシャルネット
ネットのプロバイダ。月額1,480円
7.ライブオンデマンド会員
DMMが配信している劇場公演中継のオンデマンド会員。5グループとも月額3,066円
試算
ここから試算を始めます。今年は総投票数が338万2368票と発表された。
(すげえ数だよねと改めて思う・・・)
まずはCDからの投票。オリコンランキングでは2週で135万枚ほどの売り上げ。投票締め切りまで買われると思うのでだいたい136万枚が売れたと仮定する。
で、劇場盤と通常盤の差なのだが・・・以前の記事で使用していたサウンドスキャンのランキングが公表されなくなっているではないか!
サウンドスキャンのランキングは劇場盤が反映されていないようなので、前回はオリコンとの売上枚数の差から両者の数字を推定していたのだが、これが出来なくなった。
そのため、かなり乱暴だがオリコンランキングの初日分(劇場盤はだいたい初日に届けられるので)を劇場盤、残りを通常版ということにして計算する。
初日は121万枚売れているようである。流石に全部劇場盤なんてことはないので少し引き算して120万枚を劇場盤、残り16万枚を通常版としておく。
続いてその他手段からの票。上記のCD枚数を総投票数から引き算する。202万2368票となる。これだけでもCD以外からの投票が多いことが伺える。
次にどこから投票されたかだが、モバイルサイトもファンクラブも契約者数のデータはどこにも出ていないのではっきり言えば分からない。
そのため、最低額のモバイル会員の月額324円の数字を乗じたものと、これらサイトに全て加入したとした場合の平均額を用いることにする。
モバイルサイト6グループ・モバメ5グループ・オンデマンド5グループ・二本柱の会の計17つの平均額は1,140円であるのでこの数字を使用する。
(プロバイダは契約者少ない気がするのでカット。入れても大差ないけど)
投票額試算結果
先ほどの数字を掛け算すると、
・劇場盤CD 1,200,000×1,028=1,233,600,000
・通常盤CD 160,000×1,645=263,200,000
・モバイル 2,022,368×324=655,247,232
合計金額は・・・ 2,152,047,232円!
そして、平均額を採用した場合は
・平均額 2,022,368×1,140=2,305,499,520
合計金額は・・・3,802,299,520円!
総選挙には21億円~38億円は投じられているという結果となる
AKB総選挙は20~30億円のお金を動かすイベント・・・いやあすごいですね・・・(棒)
ちなみに単純に総投票数×CDの値段の場合、55億円程度の数字となる。数字が相当乖離しているね。
メンバー別投票額
今の投票比率を適用した場合の各メンバーの得票数に当てはめた計算もしてみる。メンバーによって比率はバラバラなのは間違いないが、考えているときりがないので全員同じ比率で。今回は38億円の試算結果を使って選抜入りのメンバーの投票金額を計算してみた。
- 1位 246,376票 指原莉乃 2億7696万4348円
- 2位 149,132票 渡辺麻友 1億6467万7202円
- 3位 113,615票 松井珠理奈 1億2772万0656円
- 4位 82,803票 宮脇咲良 9308万3250円
- 5位 73,368票 荻野由佳 8247万6866円
- 6位 63,124票 須田亜香里 7096万1041円
- 7位 58,314票 横山由依 6555万3865円
- 8位 52,475票 惣田紗莉渚 5898万9935円
- 9位 48,143票 岡田奈々 5412万0103円
- 10位 45,684票 北原里英 5135万5811円
- 11位 42,663票 高橋朱里 4795万9744円
- 12位 41,491票 白間美瑠 4664万2237円
- 13位 41,230票 本間日陽 4634万8833円
- 14位 40,202票 古畑奈和 4519万3203円
- 15位 38,576票 高柳明音 4336万5331円
- 16位 35,540票 吉田朱里 3995万2402円
選抜入りには4000万円程度は必要ということですね。それにしても指原の金額のすさまじさよ。ちなみに指原の場合下限値で計算しても1憶5000万円という結果になるから億単位の金が費やされているのは間違いない。毎年毎年どれだけ突っ込んでるんだと。まさに票数は愛である。
最後に
仮定に仮定を重ねている試算で正確性は全く保証出来ないので、あくまでネタ記事ということで。
ちなみに、去年のbuzzfeedjapanの記事が平均額だしてるし、インタビューとかもしてるから私の記事なんかよりも参考になると思うよ←
2017J2第11節 東京ヴェルディ-ツエーゲン金沢
今年初のホーム現地観戦。
結論から言えば西が丘最高!サッカー最高!という気分で帰路に着くことが出来る結果であった。
もちろん反省点は多いけど、勝てば良かろうなのだあああ
今回の試合会場西が丘といえばこの近さ。
たくさん設置するスペースがない故の売店やトイレの行列の長さとか、映像装置で動画流せないとか(しかも今回は後半から時計が故障)プロ興行の場としては微妙だけど、サッカーを観るという最大の目的に関しては日本有数の会場。
収容人数は公称7000人超だが、これは立ち見含んだ数。座席は5000人程度なので今日のように4000人超えだとギシギシ感が出る。
VERS2017-東京ヴェルディジュニア
遅れて到着したら、VERS2017がヴェルディジュニアと試合をやっていた。
結果は1-5。ジュニアの上手さを見せつける結果であった。
とはいえ、VERSも1点ゲット。抜け出してのシュート決めた選手、普段サッカーかなりやってる方だよねというキレキレのプレイだった。
なお、GKヴェルディ君のゴールキックはことごとく相手に渡るクオリティであった。
決められる度倒れてるし。
練習風景
西が丘なので練習は表情まで全部はっきりと見える距離。プロがいかに上手いかを間近で実感できる場
選手の練習開始もこの近さ。表情まで余裕で見える距離 pic.twitter.com/bl7hrmYxsv
— shv12 (@shv_12) 2017年5月3日
西が丘の練習風景。プロの上手さが間近で分かる #verdy pic.twitter.com/NbphyL6ukD
— shv12 (@shv_12) 2017年5月3日
試合
相手は無得点で連敗中の金沢。もちろんどこ相手でも関係ないのがJ2だが、今のヴェルディの順位からすると負けは許されない相手。
ところがヴェルディは前半からイマイチ。中盤でスムーズな受け渡しが出来ず攻撃がチグハグ。前線からプレスを仕掛けてくる金沢の網にかかって奪われるシーンが多発した。
特に中後がどうもイマイチな出来。ボール奪われたり横パスばかり。ここで作れれば良いのだが終始乗れていない内容だった。時折ダイレクトで縦に入れるシーンあってこれぞ中後って感じなのだが、永田がいない今ロングフィードをバシッと決めてほしい・・・
金沢で怖かったのは9番佐藤、右サイドの井林をスピードで振り切る場面が何度もあった。
前半最後に安西の見事な突破からシュートを放つもこれは防がれ、前半はスコアレスで終了。
メンバーは変わらず後半。修正して反撃と行きたいところだが悪夢のような展開が。
中盤でパスを受けた梶川が相手にボールを奪われ金沢のカウンターが発動。ドリブルした佐藤にそのままシュートまで持ち込まれて失点。
数試合無得点だったチームに先制を許してしまった。
その後の金沢は守りを固め、ヴェルディが攻めるも決定的なシュートを打てず、正直イライラする展開が続いた。
しかし後半33分、アランが倒れてPKじゃないの?って叫びもある中で得たCK。梶川と交代して入った高木善朗のキックを井林が低空ヘッドで合わせてゴール!同点に追い付いた。
その後は打って変わってヴェルディが押し込み始める展開に。体ガツガツぶつけるのも厭わず奪ったら一気に前線に渡る展開には興奮の嵐。バックスタンドも熱を帯びて来た。
そして後半39分、右からのCK、再び善朗か蹴ったボールをファーのアランが頭で合わせて逆転!
セットプレー2発で逆転に成功した。
その後は試合をクローズしたいところだがアクシデントが続発。ATに入ってドウグラスが(反対方向だから何があったかよく見えなかった)倒れて動かない状態に。
その後立ち上がるもそのまま負傷退場。数的不利になるし本人も出たがってたみたいだけど脳震盪の可能性だってあるしね。
更に安西が足を攣って倒れこむ。一度は立ち上がるも最後再び倒れこんで担架でピッチ外へ運ばれていった。
9人かよ・・・とおもったが直後に試合終了。見事に逆転勝利を果たした。
終わりに
今日の試合が西が丘で良かったと最も思ったのは、コレオや得点シーンの盛り上がりは勿論だが、倒れた選手がいた時の反応である。
ゴール裏の呼びかけからのドウグラスコールや動かなくなった安西への激励は、バックスタンドまで拍手や手拍子、コールが自然と伝播していったように感じた。
あの場の誰もが戦ってる選手に敬意を持ちここは支えようって雰囲気があった。
目の前で選手がプレーしていて、声がはっきり届く客席だからこそだったと思う。
さて、勝ったものの上位チームも軒並み負けてないので順位は4位のまま。
次は横浜FCとの上位対決。イバ怖いよー。でも立ち向かわねばならないのだ。
今日の悪いところを修正して良い試合になるように期待したい。
2017J2第8節 東京ヴェルディ-モンテディオ山形
もう9節も終わったけれど備忘録ということで笑
ロティ―ナ新体制になってから8戦目、ようやく現地観戦ができた。
今期初現地観戦はアウェイ山形戦から。初めてがアウェイというのも奇妙な感覚。
既にスタジアムは開場していたけれど、最初はスタジアムグルメを堪能。
米沢牛の串焼き。スタグルの鉄板串焼き。 #verdy #montedio pic.twitter.com/S7qFYY202L
— shv12 (@shv_12) 2017年4月15日
炎のカリーパンも堪能。東京の名産を食って相手を飲み込もうなんてのに乗るわけにはいかないので小松菜とかアサリとかウドではなく三元豚を← #verdy #montedio pic.twitter.com/ZVVWkI6G66
— shv12 (@shv_12) 2017年4月15日
その他唐揚げなども食べました。
グルメを堪能後に練習が始まる頃を見計らってスタジアム入り。雨なので快適ではないけど、選手を生で観れるのでワクワク感が。これぞ現地観戦。
で、試合はご存知の通り敗戦。
シュート相当な数打ったし、サッカーの内容もちゃんと作り込んだ内容だった。なのに一発のカウンターに泣くという結果に。
5連勝中は(特に岐阜戦とか)逆にこちらがそういう試合を物にしたこともあったし、これもサッカーだと思うしかない。
帰りはスタグルがまだ営業していたのでちくしょう食べてやるの気持ちでいくつかまた食べてそれから帰路に。
次に現地観戦の予定は、GWの西が丘での金沢戦。
既に自由席完売とのことでいい雰囲気になりそう。今度こそ目の前で勝ち試合を観たい。
Jリーガーの好きな漫画・アニメは何だ?2017 J3編+総合ランキング
さて、前回の記事でエルゴラ選手名鑑を引用してのJリーガーの好きな漫画・アニメランキングをまとめたわけですが。
Jリーガーの好きな漫画・アニメは何だ?2017 - shv日記 https://t.co/b7m3Bob1Nk 労作!ご苦労様です(>△<)エルゴラの年鑑は買ったけど、この中の「6人」のJリーガーを自力で探し出せる気がしないので、自チームの選手に居たらこっそり教えて下さいませw
— 大武ユキ@フットボールネーション10巻 (@YUKI_OTAKE) 2017年2月21日
しょーもない記事とは言えたくさんの人に見て欲しかったのは確かだけど、まさかフットボールネーションの作者大武ユキさんがご覧になっているとは(汗)
で、思ったわけである。J3の選手は時間的都合で力尽きて収集していなかったのであるが、漫画家さんまで見ている記事なわけだ。ここまで来たら全部まとめようではないかと。
というわけでJ3の14チームを新たに追加してまとめてみたのが今回の記事である。合わせて、総合ランキングも発表したい
条件おさらい
・引用元はエルゴラッソの選手名鑑
・対象はJ1・J2・J3の全選手。複数回答の選手がいる一方、無回答やなし(移籍のタイミングでアンケート未送付と思しき選手も)という回答も割と見受けられるため、選手の総数とは一致しない。
J3で新たに加わった漫画・アニメ
正直いえば、回答する漫画の大勢は変わらないわけなのだが、新たにランクインした漫画・アニメもある。以下に一部をご紹介
海街diary
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃 (flowers コミックス)
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: Kindle版
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
映画化もなされたこの作品。映画で一番のシーンは、アスレタユニの広瀬すずが本当に未経験者なのかと疑いたくなるようなドリブルやシュートを見せるサッカーのシーン(違
吉田明生(YSCC)が挙げていたが、彼湘南育ちの湘南大好き人間らしく、アンケートのほとんどを湘南関連、好きな芸能人は海街四姉妹という振り切った回答であった。
この世界の片隅に
前回の記事で最後にご紹介したので重複するが、答え合わせとして。回答していたのは仙石廉(栃木)
「相撲の漫画」
池ヶ谷颯斗(鳥取)がこのように回答。なんだその漠然とした回答はwタイトルをド忘れしてとりあえずこう回答したのだろう。答えはジャンプ連載中のこれだろうか。
そのほかにはこんな作品も挙がっていた。ここから先はどの選手が回答しているか選手名鑑を読んで探してみよう!どれも1名だけ回答している。
RWBY
RWBY Volume1<初回生産限定版> [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (5件) を見る
人間交差点
1/11 じゅういちぶんのいち
総合ランキング
さて、いよいよ完全版のランキングをトップ20でご紹介。
(といっても17位タイが5作品あるので21作品の紹介)新たに記述する作品は回答した選手も記載している。
17位 弱虫ペダル(回答数9)
17位 土竜の唄
17位 DAYS
廣末陸(F東京)、野田隆之介(湘南)など
17位 エリアの騎士
遠藤純喜(町田)、小屋松知哉(京都)など
17位 ドラえもん
大長編ドラえもん (Vol.7) のび太と鉄人兵団 (てんとう虫コミックス)
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1987/01
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
16位 宇宙兄弟(回答数11)
15位 進撃の巨人(回答数15)
13位 あひるの空(回答数16)
13位 GIANT KILLING(回答数16)
11位 ファンタジスタ(回答数18)
野津田岳人(清水)、クソンユン(札幌)など
11位 HUNTER×HUNTER(回答数18)
10位 はじめの一歩(回答数19)
9位 バガボンド(回答数21)
8位 キャプテン翼(回答数26)
7位 MAJOR(回答数27)
6位 名探偵コナン(回答数32)
名探偵コナン (Volume1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 青山剛昌
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/06
- メディア: コミック
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
5位 NARUTO(回答数41)
4位 ドラゴンボール(回答数54)
3位 スラムダンク(回答数143)
2位 キングダム(回答数190)
1位 ワンピース(回答数291)
8位より上は不動で、それより下は前回記事から変動がある結果となった。もともと僅差の回答数の差だったので、それほど大幅な増加率というわけではないが、バガボンドはJ3だけで9人の回答で順位が一気に上がる結果に。
サッカー漫画
こちらも改めて集計。ランクイン作品以外で挙がっていたのは、シュート(6人)、フットボールネーション(6人)、ホイッスル(5人)、アオアシ(4人)、BE BLUES(2人)、イレブン(2人)、ビバカルチョ(2人)、俺たちのフィールド(2人)
雑感
・やはりワンピース・キングダム・スラムダンクが圧倒的に集中している。この辺は世代云々は関係なくて、スタンダードなんだろうなと感じることが出来る。
・90年代生まれのメジャーという回答と外国人選手のドラゴンボールという回答は逆に小中学生の頃に見ていたものからの影響を感じる。
・上位に回答が集中しているとはいえ、150作品以上も回答があり、様々な選手の好みが垣間見れて面白い。
以上完全版の記事でありました。前回記事と合わせて読んでいただけると幸いです。
Jリーガーの好きな漫画・アニメは何だ?2017
ついに今週末にJリーグも開幕。例によって選手名鑑を読みながら開幕を心待ちににしている。今年のヴェルディはどうなるかなー。
ところで選手名鑑には好きな芸能人や漫画・アニメ、マイブームを回答する欄があり、毎年地味に楽しみにしている。
そんな中投稿されたこのブログに触発されて私も書いてみた。
Jリーガーの好きなアニメ・漫画は何か?
最近は我らがヴェルディの井林をはじめとしたアニメフリークも出て来ているこの頃。ではJリーガー全般では何が好まれているのだろう?Jリーガーが好きなサッカー漫画ってなんだろう?気になって仕方がない!
というわけで下記のエルゴラッソのJリーグ選手名鑑より、J1・J2の計40チームの選手を対象に集計。
(J3は力尽きました・・・)
・無回答やなしという回答も割と見受けられる(だから思ったより集計作業は早く済んだ)
・複数回答している選手もいる(最多回答選手は後述!)
・2月に加入した清武など移籍のタイミングでアンケートを送れていないであろう選手もいる
以上の理由から選手の総数とは一致しない。
その条件をもとにまずはランキングから
10位 GIANT KILLING(回答数13)
現代随一の人気サッカー漫画と言えばこれ。やっと最近連載も再開した!Jリーグや天皇杯とのコラボが行われるなど現実のサッカー界からも支持が厚く、中山雄太(柏)、中村憲剛(川崎)、神谷優太(湘南)などが回答していた。
9位 HUNTER×HUNTER(回答数15)
HUNTER X HUNTER 1 (ジャンプ・コミックス)
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/06/04
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 157回
- この商品を含むブログ (115件) を見る
98年に連載始まりながらまだ33巻・・・wJリーガーも首を長くしながら続編を待っているのだろうか。竹内涼(清水)、小川佳純(鳥栖)、永田充(東京V)、古林将太(名古屋)などが投票していた。なおJリーグには、マリノスのケイマンやヴェルディのダイレクターなど、仕事する冨樫が色々いますよ!
8位 キャプテン翼(回答数21)
まあ入りますよね。そして今も連載しているのよね。ちなみに私はROAD TO 2002までしか追っていないからこれ調べるまで副題も知らなかった(笑)
中村俊輔(磐田)、二川孝広(東京V)など黄金世代前後の選手はですよね~という回答。パウリーニョ(松本)、エブソン(讃岐)など外国人選手も回答していた。ちなみにキャプ翼がサッカー漫画最上位なのである。
7位 MAJOR(回答数22)
そして次のランクインがこれ。サッカー選手なのに野球漫画がどのサッカー漫画よりも多いw
野球漫画ではダイヤのA(5人)やあだち充作品(4人)への投票もあったが、回答は圧倒的にこの作品へ集中している。蜂須賀孝治(仙台)、平岡翼(F東京)、井手口陽介(G大阪)などが回答しており、回答者に多かったのは90年代中盤生まれの世代。
小中学生の頃にNHK教育でアニメを見ていた世代が回答しているのかなと推察できる。中学から海堂編は俺も夢中になったのでよく分かるよ。
6位 名探偵コナン(回答数26)
今や91巻まで到達。黒の組織のボスは誰なんでしょうねえ。中島翔哉(F東京)、金子翔太(清水)、橋内優也(松本)などが回答している。
また、11人目のストライカーで超絶演技を披露した遠藤保仁(G大阪)も回答している!
5位 NARUTO(回答数32)
堂々全72巻で2014年に完結した2000年代ジャンプの看板作品の一つ。平山相太(仙台)、ブエノ(鹿島)、田口泰士(名古屋)などが回答している。
4位 ドラゴンボール(回答数39)
連載終了20年でもランクイン。日本人の回答もそれなりだが、マセード(札幌)、エドゥアルド(川崎)、アランダ(千葉)など回答者の3分の1を占めるほど外国人選手からの回答が多かった。ドラゴンボールZと回答している選手も多く、アニメを見ていたんだなと推察できる。
3位 スラムダンク(回答数114)
SLAM DUNK(スラムダンク) 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)
- 作者: 井上雄彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/04/25
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 282回
- この商品を含むブログ (178件) を見る
ここから票数が一気に伸びる。というか上3作で回答全体の3分の1を占める。もう連載終了から20年経つにもかかわらず堂々の三ケタ回答でのランクイン。
家長昭博(川崎)・青山敏弘(広島)などが回答。J1は横浜M、J2は千葉以外全チームに回答している選手がいる。他にもNumberで内田篤人が熱心に語っているインタビューがあったりとサッカー選手でもスラダン好きな選手は枚挙に暇がない。更に世代の偏りも意外と少なく、瀬川祐輔(大宮)、堂安律(G大阪)、安西幸輝(東京V)など連載当時に生まれてなかったり物心つくかつかないかの時期の選手でも結構回答していた。
2位 キングダム(回答数156)
現代随一の人気漫画。秦の始皇帝を目指す政と大将軍を目指す信の活躍を描く大河物語。
アメトーークで取り上げられたりと著名人にもファンが多く、Jリーガーでも柏木陽介(浦和)・森重真人(FC東京)ら多数の選手が回答していた。
1位 ワンピース(回答数215)
ですよね~という結果。回答数200越えという他に差をつけての堂々1位。
稲本潤一(札幌)・遠藤航(浦和)などが回答。なんとJ1J2全チームに回答してる選手がいる。漫画もアニメも長らくやってるし、とりあえずワンピースかな?と挙げている選手も多いのかもしれないし、子供と一緒に見てという選手も多いかもしれない。
サッカー漫画は?
サッカー選手なんだからサッカー漫画を回答している選手は?ということでサッカー漫画について。
キャプテン翼、GIANT KILLING以外にはファンタジスタ(12人)が多い回答であった。
DAYS(7人)、フットボールネーション(6人)、エリアの騎士(5人)、ホイッスル(4人)あたりも複数名回答。フットボールネーションはこんなに多いのかと思った。他に回答があったのはBE BLUES、アオアシ、イレブン、俺たちのフィールド、シュート、ビバカルチョなど。
深夜アニメ系挙げてる選手
大宮のイケメン、江坂任があの花と回答している。ワイルドなひげ面で知られた川岸祐輔(群馬)は四畳半神話体系。
なお、アニメ好きと言えば名が上がる井林章(東京V)はマガジンに連載中のリアルアカウントと回答。今回は深夜アニメではないが、アニメ好きで知られるだけあり、エルゴラポケット名鑑の方では(アンケート回答欄ないにも関わらず)昨年のお気に入りはRe:ゼロから始まる異世界生活というコメントが書かれている。
他にはリヨンジ(讃岐)がデュラララと回答。彼は好きな女性タレントに花澤香菜と回答したりとガチ系。ちなみに彼はアジアカップなどで北朝鮮代表に度々招集経験のあるプレイヤー。北朝鮮代表のアニオタとか字面だけで面白いんですが。
進撃の巨人
青木拓矢(浦和)、島村毅(湘南)など6名が回答していた。上位に比べて少ないが、Jリーガー全体ではそんなにメジャーではないのかな。
君の名は。
5名回答していた。金澤慎(大宮)、船山貴之(千葉)らが回答。
投票数多い選手
中村憲剛が7作品も回答。しかもそれでも書ききれないと書いてあるwちなみに昨年川崎とコラボしていた宇宙兄弟もしっかり入れていた。
他には青木剛(鳥栖)も4作品回答していた。個人的にはBLUE GIANTを挙げていたのがポイント高い。これ面白いから読んで!
シャービス・ピカパウって何?
エウシーニョ(川崎)、ウイルソン(甲府)、アデミウソン(G大阪)など外国人選手が8人も回答していたシャービス(シャベス)
これはメキシコのコメディ番組らしく、メキシコでのタイトルはエル・チャボ。ブラジルではchaves(シャービス)というタイトルで放映されているようで。
”チェスピリート”ロベルト・ボラーニョ死去:ラテン・アメリカ史上最大のコメディアン | THE MAINSTREAM
他にはピカパウという回答もいくつかあってこれも何だ?と思ったが、ウッディウッドペッカーのことらしい。
探してみよう!1人だけ回答
・「ゴールデンカムイ」と回答している選手が1名いる
・(集計外にしているが)「この世界の片隅に」と回答している選手がJ3に1名いる。
・「漫画太郎先生の作品」と回答している選手が1名いる。
何でもかんでも書いたら営業妨害なので(笑)この辺は買って探してみるのはいかがでしょうか。
終わりに
トップ3は予想通りでしたが、集計してみると面白い内容でした。正直メジャーは意外だった。
さて、お遊びを出来るのは今週まで。週末から喜怒哀楽の日々が始まる。
J2第42節 東京ヴェルディ-FC岐阜
J2も最終戦を迎え、相手は残留争いに巻き込まれている岐阜。
前日冨樫監督の退任が発表され、2年3ヶ月に及ぶ冨樫体制最後のゲームとなった。
最終戦ということもあり、岐阜まで見に行くことに。
といってもベレーザの試合を行ったから岐阜は今年2回目なんだけどね。
試合前
試合前は岐阜の誇るスタジアムグルメを堪能。まずは飛騨牛の串焼き。一昨年行った時もベレーザの試合の時も食べたけど、これは絶対外せない
次に飛騨牛コロッケ。こちらも良し
最後に鶏ちゃん唐揚げ。なかなかのボリューム
試合前のトークショーでは岐阜の応援マネージャーのこの方も
会場でトークしていた元乃木坂のねねころこと伊藤寧々さん。流石の可愛さっす。 pic.twitter.com/7A8M7LpaeX
— shv12 (@shv_12) 2016年11月20日
試合
残留がかかった試合ということもあり12000人を超える観客が入ったこの試合。前半から点の取り合いとなった。
まずはセットプレーから平が先制点。最初誰が決めたか分からなかったのは内緒。
しかし、すぐにセットプレーから追いつかれる。
しかしこちらも今度は大輔のゴールで再び勝ち越し。
ところがまたもすぐにシュートをレオミネイロに打たれ、こぼれ球を風間に決められ同点。いきなり馬鹿試合の様相。
そして後半、開始すぐにサイド突破を許して折り返されるとヴェルディキラー難波に決められ失点。
更にまたも難波に決められ4失点。
3バックのサイドを突いたドリブル突破を全然止められていなかった。付け焼き刃の3バックはやはり厳しかった。
その後平本や二川を投入するも決定的なシュートも打てず、タイムアップ。
4失点敗戦という苦い結果で冨樫ヴェルディは終焉を迎えた・・・
今年成績上向かなかった要因はこれだよねと思う結果であった。点はハマれば取れる。けれど失点が多すぎる、という成績が悪いチームにありがちな状況。
中盤で止められないのと、サイドからのクロスを易々と許すシーンがシーズン通して目立っていた印象。
結局即戦力のプレイヤーを補強出来なかった編成面のまずさに起因する結果だったんだよねこれは。
最後、常澤とポープが挨拶に来てくれた。
これで今シーズンも終わった。
冨樫監督も退任し、永井、船山も引退とチームがまた変わる段階に来たようだ。
次の監督は守備戦術を仕込める、手詰まりになった時の打開策を考えられる方が良いなと。
【雑文】この世界の片隅に 感想
「この世界の片隅に」を観てきた。
クラウドファンディングによる資金調達も得て作り上げた、こうの史代さんの漫画を原作としたアニメーション。監督は片淵須直氏。初めて見る監督作品となった。
場所は音に拘りを持つことで名を知られており、今作も極音上映する立川のシネマシティで。
http://cinemacity.co.jp/wp/ccnews/konosekai/
豊作だった感のある昨今の長編アニメ映画にまた一つ傑作の作品が加わった。
内容と雑感
ざっくりどんな作品かと言えば、呉の北條家に嫁いだすずさんの日常を描いた日常系アニメである。
とにかく戦時下であってもすずさんの日常を中心に描くという意思を徹底していると個人的には感じた。
物語は、絵を描くのが好きでぼーっとしがちな広島に住んでいるすずの子供時代から始まる。
やがて嫁に行くことになり、行った先は軍港都市の呉。
そこでの旦那の周作さんやその両親、家に戻ってきた義姉やその娘の晴美との日常が始まる。笑えるシーンもあり、ひたすらすずさんの生活が描かれていく。
やがて戦局は悪化し、呉にも空襲が来るように。
この頃から主人公や周りにも影響が及び、不発弾の爆発で晴美ちゃんは死んでしまい、すずは右腕を失ってしまう・・・雰囲気も変わり、すずの苦しみが描かれるように。
最後は終戦、戦後の街へと時は流れ、周作さんと戦災孤児を引き取って家に戻り、日常は続いていく。
とにかく、みんなの起きる出来事に対する反応がリアルに描かれていたなという印象を受けた。
例えば
・軍艦を描いてたら憲兵に取り締まられ、シュンとしているすずと、ぼーっとしてるすずが取り締まり受けるなんてと爆笑する家族
(庶民が憲兵に怒るとかそんなご都合主義な展開ではないのだ)
・空襲警報に対して、また来たよって反応(何度も来てればそういう反応になりがちですよね)
・夜でも警報の度に避難するため寝不足であくびする姿(恐怖感もそうだけど、寝不足が一番堪えそう)
・玉音放送の後、終わった終わったって反応、また一方では晴美の名前を叫んで号泣した義姉やすずの叫び。
色々な場面に対する反応が、人間そうなるよねってなるようなことばかり。戦時下の人たちはこんな感じで過ごしていたんだなって思うようなまるで過去をそのまま切り取って来たかのような自然な日常生活がそこにはあった。
また、様々な音にもこだわっていたように思う。裁縫の音、料理の音、鉛筆で描く音。日常生活における音がちゃんと表現されていた。
そしてこの時代の大きな出来事である戦争は真ん中に据えない。あくまで日常生活に迫っている外からの出来事という形の描かれ方だった。極めつけは、原爆投下の瞬間。光と振動で分かるだけという呉にある家からの視点だった。
(6日はお祭りってセリフからフラグ発動させたと思ったら、そうではなかった。)
ただし呉への爆撃はかなりしっかりと描かれている。砲弾の音、焼夷弾や照明弾の投下などは凄まじく、見ているこちらは気持ちが沈むこととなった。
所々でタッチの全然違う絵の数々も印象に残った。腕を失った後の歪んだ絵の数々は心境がよく伝わってきた。
感想
派手な設定では無く、暗い展開もあるけれど、笑えたり、おおっとなったり、ほんわかしたり、色んな感情が溢れるいい映画だった。
すずさんはありゃー顔が印象的。腕を失った後しばらく無くなったけど、また時が経つと復活しててなんか安心した。
なお、のんちゃん?能年ちゃん?の声はそこまで違和感無く、すっと入ってこれた。
後は、行ったシネマシティがこの映画を極音でやった理由がよく分かった。これは音に拘るべき映画である。
年の最後にまた良いアニメ映画を見ることが出来て良かった。 すずさんに幸あれ。